男性と女性の音域は違います。声帯の太さと長さが大きく関係しています。男性の声帯は、女性の声帯より、少し長く、太さがあります。男性の声帯の長さは、約２cm、女性の声帯は、約1.5cmです。

ギターの弦に例えて考えてみると、分かりやすいです。太い弦（６弦）は低音、細い弦（１弦）は高音を担当していますよね。ギターの場合、弦の押さえる場所を変えることによって、弦の長さと振動数を変化させ、音の高さを変えています。

声帯は、２枚のヒダでできていますが、発声時には、声帯の２枚のヒダがくっつき声帯閉鎖をして、１本の弦のような働きをします。ギターの弦が振動数によって、音程を変えるのと同様で、声帯も振動を変えることによって音程が変わります。振動数が少ないと低音、振動数が多いと高音になります。

■弦：太い、弦の長さ：長い、振動数：少ない  →低音
■弦：細い、弦の長さ：短い、振動数：多い     →高音

低音から高音までの何オクターブもの幅広い高音域をコントロールできるミックスで自由に安定した声・音程が出せるように、声帯・息・言葉のコントロールなどの基礎からしっかり身につけていくレッスンです。

ソウル・R&B・ポップス・ロック・ジャズ・洋楽・オペラ・ミュージカルなどのあらゆるジャンルに対応した安定したミックスヴォイス・ヴォーカルコントロール・響き・テクニックなど、各楽曲におけるリズム・歌詞・メロディに合わせた歌い方を表現できるヴォーカリストとして身につけるレッスンです。